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不同沈下と地盤沈下/違いは何なのかについて

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不同沈下と地盤沈下/違いは何なのかについて

皆さんは不同沈下という言葉を聞いたことがありますか?

今回は戸建てをたてすみ始めてからまれに遭遇することがある不同沈下に関してご紹介しつつ、地盤沈下との違いを見ていけたらと思います。

不同沈下とは

不同沈下とは地盤のゆがみなど様々要因によって建物が傾く・沈むことを言います。

同様の意味合いで不等沈下という用語もありますが実務者の人は不等沈下を基本的に使っているようです。

戸建てを建築していく中で床が水平になっている水平器を使って確認をもちろん確認しています。

近所で大きな工事などがあった際にはチェックしてみるものいいかもしれません。

注文住宅を建てる際には、その土地にどのような建物を建てるのかを加味して地盤調査を行い必要に応じて地盤改良工事をおこなっていますので20年などの地盤保証はされているとは思いますのでしっかり確認をしておきましょう。

不同沈下の建物への影響は

不同沈下がおこると建物には大きな影響が発生します。

土地に対して水平に建つように設計され、施工された建物の一部が沈下して傾けば、荷重が沈下した箇所に集中することはだれでもわかると思います。

初期症状をしてドアや窓の開閉がしにくくなるなどが発生し、外壁・内壁やタイルなどに亀裂が発生するなどが発生することが考えられます。

影響が大きくなっていくと雨漏りや排水管の破裂などが発生することになってしまいます。

不同沈下は人にも影響を及ぼす

人は三半規管でバランスをとっていますが、いえの中では微細な傾斜で生活しながら、仕事や学校では水平に保たれた場所で過ごすこの繰り返しで徐々に体への影響が出始めることがあります。

気づくタイミングもお子さんのおもちゃが転がっていく、窓の開閉がしにくいなど様々あるかとは思いますが、いったん気になり始めると人間過剰に気になるようになります。

それがましてや何千万もかけて建てた注文住宅だと平静な気持ちを保つことができなくなることがえてしてあります。

こうなってしまうと、工務店・HMの施工不良を疑ったり、地盤調査から改良工事様々なところに矛を向けていきます。

安らかに生活を送る家が戦場になってしまうのですからその影響はものすごいものになります。

不同沈下の原因は

不同沈下の原因

①「腐食土層」

②「空隙」

③「強度不足」

④「障害物」

⑤「軟弱層の傾斜」

まず地盤調査で見つからないことがあるという「腐食土層」です。

柱状改良を行った地盤改良でこの腐食土層を見逃してしまっていると、コンクリートが中性化されてしまい強度が落ちてしまうことがあります。

そのため強度不足がでてしまい不同沈下の原因となることがあります。

「空隙」に関してですが地盤調査をした際に深さをどのくらい、どのような方法で行ったかで発生してしまう原因です。

近隣の浄化槽や井戸・防空壕などが原因となります。

「強度不足」に関しては、改良工事の手順や施工の不備が原因となりますが、地盤調査の結果が正確でないことが原因ともいえます。

「障害物」に関しては地盤調査を実施した際に何等かの障害物が地中にうまっていて正確な調査結果が出なかった。

さらに柱状改良の柱が障害物で入らずなども原因として考えられます。

最後に「軟弱層の傾斜」ですが建物が建っている地盤は問題なくても近隣に軟弱層が存在しそちらの沈下が影響を及ぼすことがあります。

これに関しては防ぎようがないと言ってしまえばそれまですが周辺をよく調べておきたいものです。

そこで、便利なツールがあります。

JHS(ジャパンホームシールド)社が無料で提供している「地盤サポートマップ」というツールです。

調べたい住所を入れるだけで

引用:地盤サポートマップ

の様にどのような地盤か確認することができます。

さらに、JHSの登録会社は「土地情報レポート」を取得することができますのでそちらを取得してみてもいいかもしれませんね。

HOUPARKに登録している工務店さんでも登録ビルダーになっている会社さんがありますので下記ボタンからお気軽にお問合せしてみてください

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