注文住宅の外構工事は引き渡し後がいいのか
注文住宅の計画を進めている皆さんは外構工事に関しても検討をされたことがあると思います。
ハウスメーカーに外構工事までお願いするケースもあれば、工務店・ビルダーさんに建築工事まではお願いして、紹介をしてもらった外構屋さんで工事をお願いしたり、自分で外構屋さんを探して工事をしてもらったりするんですが、外構工事のタイミングにするか皆さん悩まれていることが多いので、多くのOBの皆さんのご意見を伺ったなかでどちらがいいと思われているのかをご紹介したいと思います。
外構工事は引き渡し後に着工がおススメ
多くのOBのかたのご意見をまとめた結果、外構工事は引き渡し後に行うことがおススメとの結論にたどりつきました。
ご意見をうかがっていく中で「引き渡し前」がいいパターンの方と「引き渡し後」が言い方とが分類できましたのでまずはそちらからお伝えしたいと思います。
引き渡し前に着工がおススメな方
①入居後に業者さんに出入りをしてもらいたくない方
②車を複数台所有されている方
③ハウスメーカー・工務店が外構工事まで請け負ってくれる方
引き渡し後に着工がおススメな方
①現在住んでいる家が賃貸で退去期限が決まっている方
②敷地形状や接道の関係で複数業者さんの作業が並行できない方
③外構工事会社さんの自分で決めたい方
引き渡し後に着工するメリットを確認
今回は引き渡し後に着工するメリット・デメリットをご紹介して参考にしていただければと思います。
メリット3選
①引き渡しのタイミングが天候に左右されないため引っ越しがスムーズ
②家の使い勝手が実感できてから外構計画が進められる
③外構業者さんが作業をしやすい
まず、外構工事というものは天候に作業の進捗が家を建てる工程より大きな影響を受けることを忘れてはいけません。多くの注文住宅を実現されたOBの皆さんや計画中の皆さんは家族の住み替えのタイミングから逆算して計画を立てています。その中でもイチバン多いのが新年度に合わせて引っ越し、新生活のスタート何です。新年度は4月だからって3月末に引っ越しできれいれば言い訳でないじゃないですか!お役所巡りに、銀行巡り、OO巡りがどれだけあるか数えてみて下さい。その点でメリットが非常に大きいです。
入居して生活をしてみて気づくことってたくさんありませんか?車の出入りや自転車の出し入れ、お庭を作りたいなら排水計画もありますよね。住んでみて気づいた点を業者さんとのコミュニケーションの中で計画に反映すると満足度があがります。
戸建ての建築現場には様々な職人さんをはじめとした人が出入りします。車も資材にゴミに簡易トイレ引き渡し後にはスッキリした状態で作業ができますので効率も上がります
デメリット3選
①建物にお金をかけてしまい、外構の予算が残らない
②車を止められない期間の駐車場代
③外構がいつまでたっても出来上がらない
外構をはじめから引き渡し後として考えていると、建物のプランを作っていく中であれもやりたいと増えていくオプションの金額で予算がなくなってしまってしまうことです。そうなってしまったらあとの祭りですので注意が必要です。
近年の注文住宅は平均して34坪前後ですので車が1台が多いので外構のカーポートのコンクリートが終わらないと車を止めておくことができません。その間は駐車場が短期間で借りることができればいいですが、そんな都合のいいことはまずありませんのでこコインパーキングの料金が毎日かかるわけです。上限なしの駐車場しか自宅の周辺にない場合は目も当てられません。
最後に外構がいつまでたっても終わらないケースです。入居してみて何も不便を感じなかったり、そもそも予算を組めなくてなんてことがあった場合にはいつまでも工事が着工されないなんてこともまれにあります。
まとめ
外構着工をどのタイミングにするかは予算も含めてしっかり検討をしておきたいことですね。ハウスメーカー・工務店の方としっかり打ち合わせをおススメします!
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