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断熱材を知ろう!【ウッドファイバー】

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断熱材を知ろう!【ウッドファイバー】

断熱材を知ろう!今回調査をしてきた断熱材は、【ウッドファイバー】です。

ウッドファイバーが1992年にドイツのホーマテルム社で開発されました。その後平成19年に株式会社木の繊維がドイツHOMATHERM社のライセンス取得し販売を開始しました。実はこの株式会社木の繊維に株式会社VR住宅公園の会長を務める工藤が携わっていました。

その後平成21年に北海道苫小牧に北海道工場を竣工し製品の出荷を開始。平成30年に株式会社木の繊維から現在のウッドファイバー株式会社が生産設備を事業継承して国内の普及に広く貢献されています。

ウッドファイバーは開発から約30年の歴史がある、木材を原材料とした断熱材であることがわかりました。ではここからは、ウッドファイバーがどんなものなのか見ていきたいと思います。

ウッドファイバーってどんな断熱材?

ウッドファイバーの原材料は、木材です。この木材は、北海道産のカラマツやトドマツなどのチップが主な原材料となっているのですが、「残材」や「間伐材」といった製材の過程でどうしても出てしまう木材も原材料として利用をしています。貴重な木材を無駄にしない環境にやさしい断熱材です。

ウッドファイバーの性能は?

1:断熱性能

ウッドファイバーの熱伝導率は、0.038W/m·Kと発表されています。以前調査をした高性能グラスウール16Kと同等の性能を持っています。

2:吸音性能

吸音とは、音を吸収して反射させないことを言います。

ウッドファイバーは、木材を繊維状にした断熱材のため、繊維と繊維の間に無数の穴が存在します。その穴に音を取り込み、中で拡散させることで音を吸収することができます。

2階で人が歩く足音や、隣の部屋の音などをウッドファイバーが吸音することで、高い吸音・防音効果を発揮します。

3:調湿・防カビ性能

これまでにも住宅にとっての敵として「結露」をご紹介してきましたが、ウッドファイバーは木材を原材料としていますので、高い調湿性能を持っています。

1㎥のウッドファイバーで、およそ7リットルの水蒸気を蓄えることができ、水蒸気を蓄えた状態であっても断熱性能に影響を及ぼすことはありません。

ウッドファイバーが湿気を吸収し、放出することができるため、内部結露とカビの発生の抑制効果を発揮します。

4:難燃性能

ウッドファイバーの原料である木材には、燃焼時に表面が炭化するという特徴があることは皆さんご存じのことと思います。

断熱材として製品化されたウッドファイバーにおいては、難燃剤を添加することで、防火性能を強化している製品もあります。

5:気密性能

ウッドファイバーは適度な密度と柔軟性があるため、構造体との間に隙間を生まないといわれています。木材の経年劣化による変形にも順応するといわれています。時間経過しても音漏れや※ヒートブリッジ(熱橋)に繋がる隙間を作らないといわれています。

※ヒートブリッジ:外壁と内壁の間にある柱や梁、スラブなどが熱を伝える現象のこと。夏は熱がヒートブリッジを伝わり、暑くなりやすく、冬は冷気が伝わりやすくなるため寒くなりやすい。

自然由来の断熱材なので、環境にやさしい面が多いですね。

一方でデメリットもあるようです

6:コスト高

断熱性ので熱伝導率が高性能グラスウール16Kと同等の性能であることをお伝えしましたが、材料の値段の面でコスト高になってしまいます。

また、施工面においてウッドファイバーを充填したのち透湿気密シートの施工が必要になりますので、手間の面での考慮が必要です。

7:防蟻対策は?

原材料が木材であるわけですから、シロアリの大好物ですので、対策が必須にですね。防蟻剤が添加されている材料を選定することが大切になります。

まとめ

ウッドファイバーについて今回は調査をしてきました。

日本の住宅産業においては、まだまだ新しいい断熱材ではありますが、2050年のカーボンニュートラル実現や持続可能な社会の実現に向けて、採用される方が増えるのではと感じました。

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