【土地】注文住宅のプロが教える失敗しない土地選び第4回
第4回の今回は
4:地歴(その土地の歴史)
土地には歴史があります。
その土地が過去にどのように利用されていたかを知ることはとても大切なことです。
ガソリンスタンドやクリーニング店の跡地は土壌汚染が心配です。
田や川を埋め立てた場所は地盤が脆弱なことが予想されます。
元々の川が暗渠になり、その上が幅の広い道路で道路付けが良いと購入したところ、家の下が地下水脈だったということもあります。
また、神社の横の土地で安心していたら、数年前に神木で首吊り自殺をしていたというケースもあります。
既に閉鎖されている謄本を取得することも大切です。
基礎工事中に大量の人骨が出てきて、閉鎖謄本を調査したところ、墓地だったこともあります。
近隣への聞き取り調査が重要になりますが、残されている地図や写真も地歴調査におけるたくさんの手がかりを明示してくれますので、必ず確認するようにしましょう。
その一例古地図です。図書館などで閲覧が可能です。
航空写真に関しても、年代別に残っていますので、地歴を知るいい手掛かりとなります。
こちらもぜひ活用してみてください。
自分ですべてを確認することは困難ですので、物件を管理している不動産業者さんや工務店に詳細を聞いてみるとよいでしょう。
注文住宅をたてる工務店・ビルダーさんと一緒に土地選びをしているなら専門家にどんどん確認することをおススメします。
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