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断熱材を知ろう!【羊毛】

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断熱材を知ろう!【羊毛】

断熱材を知ろう!今回調査をした断熱材は【羊毛断熱材】です。

羊毛=ウールですので、文字で暖かさが伝わってきますが、断熱材としての羊毛に関してはわからない部分が多いので調査してみました。

羊毛断熱材ってどんな断熱材??

羊毛断熱材の原料は?言わずもがな天然の羊毛(ウール)が原料となっています。これまでグラスウールやロックウールなどをご紹介してきましたが今回調査してきた羊毛が本来の意味での【ウール】となります。

羊毛断熱材の製造工程は、①断熱材に適した原毛を厳選②原毛を洗浄し汚れを除去③形成(ウールを何層にも重ねます)④熱融着(熱を利用し厚みを出します)⑤裁断の工程で製造されます。

羊毛断熱材の性能は??

1:断熱性能

羊毛(ウール)は縮れ毛状になっています。羊毛は成長の速度が違う細胞で構成されています。この2つの細胞が絡み合って成長をします。絡み合うことでクルクルとした繊維となるわけです。縮れることでウールは60%もの空気を含むことができるといわれています。

自然な状態で60%もの空気を含んでいるウールを断熱材に形成する工程で小堤の厚みになるまで何層にも重ねるわけですからより多くの空気を含むことが期待できます。その空気が断熱効果を発揮するわけです。

2:調湿性能

ウールの調湿性能は、私たちが普段羊毛(ウール)製の衣服を着用しているので、実感としてあるではと思いますが、綿の2倍、ポリエステルの40倍の調湿性能があるといわれています。

高温多湿で梅雨があり、冬には雪が降る、春夏秋冬の四季を持つ日本の風土にとって、壁内の結露を防止する効果を発揮しています。

ウールの繊維には「スケール」と呼ばれるウロコ状の表皮がついているのですが、そのスケールが水をはじいてくれる効果があります。また、スケールは湿気に関しては浸透するので、湿度が高くなれば、湿気を吸収して、乾燥すれば湿度を吐きだします。スケールが調湿性能を担っています。

3:人に安心な天然素材

羊毛(ウール)前述しましたが、羊の毛であるわけですから天然素材です。皆さんの普段の生活の様々な場所で羊毛は利用はされていますので、人体にとって安心な天然素材です。ホルムアルデヒドなどの有害物質に関してももちろん含んでいません。

4:耐久性

羊毛で作られた製品が100年、200年の時間をへてもその姿を保っているなどがあるように高い耐久性を誇ります。

化学物質を含んでいない天然素材の断熱材であるが故に、経年劣化が少ない断熱材といわれています。

5:難燃性能

ウールは実は燃えにくい素材なんです。

ウールは人の髪の毛と同じようにタンパク質からなっており、ウールの繊維の中に窒素や水分を含有しています。そのため、燃えにくいのです。

また、ウールの発火温度は570℃~600℃とされており難燃繊維として認められているのです。

ここまで、羊毛断熱材のいい面を見てきました。

自然素材で、高い断熱性に耐久性、高温多湿の日本にあった調湿性などなんてすごい断熱材なのでしょうか!ではデメリットはないのでしょうか??

6:コスト高

10帖の部屋に羊毛断熱材を採用した時のことを想定してみたいと思います。

調査を進めていく中で羊毛断熱材の1㎡当たりの単価が約2,000円であることがわかりました。10帖の部屋に必要な断熱材はどのくらいかというとおよそ60㎡の断熱材が必要になります。

2,000円×60㎡=120,000円

十分な予算があれば問題ないのでしょうが、1棟となった際の費用に換算してみた際に、戸惑いはあると思います。

7:施工できる業者の数

グラスウールなどと異なり、施工できる業者さんの数が限られてしまいます。

少ない業者さんでの施行となる為施工料金も高くなってしまいます。

デザインや間取りが気に入った工務店・ビルダーさんが羊毛断熱材の施工業者とつながりがなかった際には、採用が困難になる可能性があります。

コスト面など、ご自身のこだわりや依頼される工務店・ビルダーさんの施行実績などしっかり見極めることで、高断熱の住宅で快適な生活を実現できるのではないでしょうか。

皆さんが実現する注文住宅において参考になれば幸いです。

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