古屋の解体工事の費用目安はいくらになるのか
土地探しをしていく中で出会った土地に古屋が建っている場合があります。
そんな時皆さんどうしていますか?
土地の取引において、
引渡し条件:現況
現況:古屋あり
こんな不動産広告を見たことはありませんか?
皆さんにとってこの土地が理想の土地だったとすると、注文住宅を建築するためには、古屋を解体する必要があります。
古屋の解体工事っていったいどのくらいの費用が掛かるのでしょうか?
今回は国土交通省が発表している平成30年時点での平均的住宅をモデルにして、この解体の費用に関してご紹介をしていきたいと思います。
平成30年時点の平均:約120平方メートル⇒約36坪
となっています。
住宅解体の相場を調べてみると、1坪当たりの相場は
木造住宅:2~5万円
軽量鉄骨造:3~6万円
鉄筋コンクリート造:4~8万円
古屋で最も多いケースである木造住宅で試算してみると
72~180万円
この費用が解体費としてかかります。
実は、費用はこれだけではないんです!!
解体工事で出る廃棄物の処理費用も掛かることを忘れてはいけません。
廃棄物処理費用の相場:1.5~4万円(1立方メートルあたり)
54~144万円
合計すると、
126~324万円
の費用が掛かるわけです。
まだ、必要な費用があるんです。
それは、解体後の整地です。1坪あたり1,500円前後なのですが、追加で54,000円かかります。
ここで注意をしないといけない点があるのですが、庭木やガス管、水道管がある場合にこの撤去を別料金に設定している業者もいますので、見積りをしっかり確認したいですね。
土地の代金と別に、思わぬ費用が発生してしまいます。
もしかしたら、土地を販売している業者は、「更地渡し」にするとこの費用を自分たちが持たなくてはならないので、そのぶんを割り引いた金額で売り出しているのかもしれませんね。
できることならばこの費用できれば抑えたいですよね。
その方法は、シンプルに相見積もりをとることです。
土地を販売している業者から解体業者を紹介してもらうことも可能ですし、一緒に土地探しをしている工務店・ビルダーが日ごろから懇意にしている業者もいます。
紹介してもらったからといってすべてお任せするのではなくて、ご自身で見積もりを一度とってみてみてください。
そして、紹介してもらった会社さんの見積と比較をしてみてください。
補助金や助成金を活用も実はあるんです。
実際に東京都の場合でも複数の自治体が補助制度や助成制度を導入しています。
購入予定の自治体のホームページや役所に電話をして確認をしてみましょう。
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