廻り縁ってご存じですか?
注文住宅を建てたいと計画している皆さん
廻り縁ってご存じですか?
以前巾木に関して記事を書きましたが、巾木とは逆の天井と壁との境にあるのが廻り縁です。
画像を見ていただきますと天井に木を採用した廻り縁が施工されています。
そもそも廻り縁ってどんな役割があるのか、なんで必要なのかなど考えていきましょう!
廻り縁は意外と提案されません
廻り縁を施工するかしないかを確認するタイミングですが、プラン作りの際に設計士さん、営業さん、コーディネーターさんと間取りを決めていきますよね。
まず最初のタイミングがここです。
最近の多くの皆さんはInstagramや公式HPで施工事例をたくさんみたうえでプラン相談や問い合わせをすることが多くなっているので、工務店の人も言ってきてくれないことが多いですし、標準工事だから特に伝えてくれないケースもあります。
お部屋のテイストをどんな雰囲気にしたいとある程度決まっている方は打ち合わせの際に確認してくださいね。出来上がった時にアッとおもってからでは後の祭りです。
廻り縁のあるメリット
①高級感を演出できる
壁材を白を基調にしたり、欧風スタイルを採用した際には廻り縁がいいアクセントになります。
②天井と壁の隙間を隠す
住宅に使われている木材は季節によって収縮する性質があります。
柱と梁が組み合わさった構造の天井と壁の境界は木の収縮によってクロスに隙間ができやすかったり、クロスのよれが発生することがあるのです。
廻り縁があることによってその隙間を隠してくれます。
廻り縁のあるデメリット
ひと昔のデザインと思われる恐れがある
高級感を演出できる一方でしっかり色や素材を選び、部屋のトータルバランスを考えないと出来上がった部屋の印象がひと時代前の印象になってしまうことがあります。
クロスの色味、巾木を採用するのかなど様々な要素を考慮する必要があります。
まとめ
廻り縁を採用しないことで建築的な不具合はないといわれています。
皆さんの理想の注文住宅がどんなすがたなのかによって採用、不採用を決定されてはいかがでしょうか
ぜひ続けてお読みください
注文住宅入居後の後悔ポイントで多い「コンセント」で失敗しないために