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漆喰と珪藻土の違い

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漆喰と珪藻土の違い

日本の建築で古くから建材として利用されてきている「漆喰」そして「珪藻土」皆さんどんな材料なのか違いをご存じですか?

自然素材の漆喰と珪藻土どんな材料なのかを調査してきました。

漆喰

漆喰とは石灰と由来とした壁材のことをさします。もともとはサンゴ礁を原料としている自然由来の材料です。

漆喰壁の特徴

①ほこりやゴミが付きにくい

②温度・湿度を一定の保つ

③ホルムアルデヒドを分解する

④耐久性が高い

などがあげられます。

注文住宅や分譲住宅において、室内壁や外壁としても採用されています。

漆喰はそれ自体に何かを加えることなく壁に塗り付けることができるため、様々なコンセプトの部屋に合わせて施工することが可能です。

漆喰壁は耐久性の高さのほかに不燃性の高さも魅力の一つです。

日本の伝統的な家屋において、「お城の城壁」や「神社・仏閣」などに採用されています。

ホルムアルデヒドを分解するともいわれていますので、アレルギー体質の方にも好まれている材料です。

珪藻土

珪藻土は、藻の一種である珪藻の遺骸が、海底に堆積して出来上がった土を指します。

珪藻土の特徴

①調湿機能に優れている

②和風の部屋にとってもあう

珪藻土は漆喰とはことなり、つなぎを混ぜることで施工が可能になります。

漆喰と珪藻土の違い

漆喰、珪藻土の違いですが、まずは原材料が異なります

漆喰は石灰を由来として原材料、珪藻土は珪藻という藻が化石化したものが原材料となっています。

次に仕上がりの風合いが違います。

漆喰は「ツルツル」した風合いになるいっぽうで珪藻土は「ザラザラ」した風合いに仕上がります。

どちらも調湿効果がありますが、珪藻土のほうが高い性能を持っています。

まとめ

漆喰、珪藻土とも自然由来の素材です。

自然素材にこだわって注文住宅を建てたいとの思いがある方はぜひ検討してみてください。

漆喰、珪藻土の施工をできる職人さんがどんどん減っている悲しい現実がありますが、地元密着の工務店には施工できるところが多くありますのでお気軽にお問合せしてみてくださいね。

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