広い道路沿いの土地の注意点
土地をさがしていく中で様々な道路付けの土地にであうと思います。
幹線道路や生活道路中でも1車線、2車線問わず道幅が広い道路沿いにも戸建て住宅は立っていますよね。
ロードサイドの古い商店がなくなったりなどで宅地として市場に出てくることがあります。
今回はそんな土地で注意をしていただきたいことをご案内できればと思います。
では具体的に戸建て住宅にとってどんな心配・デメリットがあるのでしょうか?
画像ぜひご覧いただきたいと思います。
広い道路にそって住宅が立ち並んでいます。
①騒音・振動
まず一番の心配は騒音です。広い道路は必然的に交通量が多くなると考えられますよね。EV車が今後多くなっていくとしてもトラックなどの大型車が多くとおる道では大きな音が伝わってきます。
窓の性能、特に遮音性能を考えて決定する必要があります。
大きな車が通った際には、振動も心配です。
排ガス規制があるとはいえ排気ガスの健康への影響も心配ですよね。
②外壁と洗濯物
交通量が多いと排気ガスによる外壁の汚れが通常の住宅街よりも早くついてしまうため、外壁を選ぶ際に汚れの目立たないものや色を選ぶ必要があるかもしれません。
特に窓枠のしたなどのたまった汚れが雨に流されて黒っぽいすじのような雨だれになってしまうこともあります。
せっかくの夢の注文住宅もちょっと古ぼけた印象をもたれてしまうかもしれません。
お洗濯物への影響もあります。最近ではバルコニーを採用せずにランドリールーム+ファミリークローゼットで完結させることも増えてきてはいますが、広い道路に面していると通りからの目隠しを意識しないといけません。
③駐車
車をお持ちの方には駐車の心配があります。
交通量が多いと駐車の際に流れを止めてしまうこともありますし、片側2車線だと決まった方向からしか駐車場に向かうことができないなんてこともあります。
道路付けのよい土地であってもこんな心配もあるんですね。
理想にちかい土地に出会うことはなかなかできないものですので様々な観点から土地を評価してみてください。
皆さんのご参考になれば幸いです。
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新設される断熱等性能等級5、将来的な等級6、7を考える。