上棟打合せはなにを打合せするの【体験してきました】
「上棟打合せはなにを打合せするの」って皆さんご存じですか?
注文住宅の建築が進んでいく中で、「上棟打合せ」というイベントがあるんですが皆さんはどんなことを打合せするのかご存じですか?
上棟式は、皆さんもどんなことをするかなんとなくご存じかもしれません。
上棟式に関しての記事はこちらから
今回上棟打合せが何なのか改めて調べて、実際に、お施主様とハウパークにご出展いただいている工務店さんのお許しをいただき、体験してきたことをお伝えさせていただきたいと思います。
今回はそもそも上棟打合せとは何から見ていきたいと思います。
- 上棟打合せとは
- 上棟打合せの注意点
- 上棟打合せに参加してみて
上棟打合せとは?
まずは、上棟打合せとはそもそも注文住宅ができていく中でどの段階で行われる打合せなのでしょうか?
施主様の建物の柱や梁が組み終わって、全体の間取りがわかるタイミングで行われます。
打合せには、施主様、工務店の監督さん、営業さん、コーディネーターさん、電気工事会社さん、ガス屋さんなどが参加します。
主に現場監督さんと一緒に建物の中に入っていき、どんなことを確認するのでしょうか?
それは
図面と現場が一致しているかの確認
万が一図面通りに工事が行われていなかった場合はしっかり修正をしてもらいましょう。
スケールや水平器などもっていると安心ですね。
細かい備品の微調整
まず、工事が図面通りに進んでいるかを確認していきます。
次に細かな備品の微調整をしていきます。具体的に何をやっていくのかですが
①スイッチの確認
スイッチ1か所づつ、「このスイッチを入れるとこの照明がつきます」などを確認していきます。
②コンセントの位置や数の確認
電気図をもとにコンセントの位置を確認します。
この際に入居した時に使う家電と数、設置予定の場所などがおおむね決まっていることがとっても大切です。入居してみてコンセントのさし口が足りないなんてことになってしまったらあとのまつりです。
③窓の位置
窓の種類もFIX窓なのか、開閉が出来る物なのか確認をします。
実際に窓枠ができていれば、高さなどしかっかりスケールで確かめましょう。
④扉の位置や開き勝手
図面ではわからなかった気づきがあることがあります。
開き戸では正直厳しいなど思わぬことが判明することもあるようです。
⑤造作関係の仕様
造作関連は特に注意が必要です。造作関係は、1つ1つがオリジナルですのでこの時点でしっかり確認をしておかないといけません。どの現場もこの打合せ以降の変更は難しいのが通常のようです。
どのくらいの時間がかかるの
上棟打合せにかかる平均的な時間はおよそ3時間程度といわれています。
結構な長丁場を、丁寧に確認する必要があるのでとっても疲れます。
家の広さにもよりますが、1日かけて上棟打合せを行うこともあるそうです。
皆さんの理想の注文住宅ですので、長い作業もへっちゃらですよね
上棟打合せの注意点
上棟打合せに今回、同席をさせていただいて感じた注意点が3点ありましたので皆さんにお伝えしたいと思います。
①安全面
住宅の建築現場には、工具や木材が置いてあります。工具には素人が触ってしまうと大きなけがをしてしまうものもあります。
木材に関しても、建物のどの部分に使うものなのかの印がついていますのでご注意ください。
ここで安全面とさせていただいたのは、おこさんと一緒に上棟打合せに参加される場合です。
ご夫婦が監督さんや設備会社さんと打合せをしている際に、お子さんが工具を触ってしまったり、木材のうえにのって飛び降りるなどをしてしまい思わぬけがをされることがあるそうです。
私自身も小さな子供がいますが、大人の想像をはるかにこえる行動をとりますので、子供を見れくれるからがいると感心ですね。
②家電
皆さんが注文住宅を建てられる際に、一戸建てからの住み替えやマンションから、賃貸からの住み替えなど様々なケースがあると思います。
新居に入居を新しい家電で迎えたいと思っているかたも多いのではないでしょうか?
実際に入居して新しい家電をいれようと思った時に、「入らない!!」なんてことが起こってしまうことがあります。
さらに、新たに購入した家電の分のコンセントがたりなくなって、新築にいきなりタコ足配線になるなんてこともよくある話です。
さらに、電源コードをどのようにしようなどもしっかり計画することが大切ではともかんじました。コンセントから家電までのコードがむき出しなる長さはどのくらい?ちょっと目隠しできないか?などこの打合せの段階であれば要望を出して、できるできないの判断ができます。
③服装
今回同席させていただいた上棟打合せですが、天気予報が「雨のちはれ」でした。思いのほか雨があがったあとの気温が上がってしまったため、私ひとり汗だくでした。。。
お子さんのお洋服も長時間の打合せを想定されるのであれば、上着を用意して軽装で出かけるなど工夫が必要だと実感しました。
まとめ
今回貴重な上棟打合せの現場に同席をさせていただきとても感動をしました。
お施主様の家に対しての思い、工務店の家づくりに対してのこだわりがぶつかり合う真剣な場面を目の当たりにしました。
おおてハウスメーカーでは、そもそも上棟打合せというものがないところもあるようですし、上棟式がないところもあるようです。
HOUPARKにモデルハウスを公開している、工務店・ビルダーは地域に密着し、お施主様と理想の家づくりを一緒にしていく工務店さんばかりなので、多くの方にバーチャル住宅展示場ハウパークにご来場いただき、素晴らしい工務店・ビルダーさんに出会ってほしいと改めて感じました。
最後に、ご協力いただきました、工務店様・お施主様本当に貴重な機会をいただきましてまことにありがとうございました。
ぜひ完成した「理想の家」をまた見学させていただければ幸いです。
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